12 文章の整体師

Twitter自分史やアスリートのための文章講座など、自身が書くことをお手伝いします。

役割はコーチではなく整体師です。

文章は書いた方のものなので、そのコンディションを整えるだけです。

書いた文章を拝見してアドバイスを送ることが基本です。アプローチの仕方などのアドバイスもいたします。整体希望者は info@jkbs,jp までメールをください。

『ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室』(柘植書房新社、2005)という本があります。
著者は小学校で長年にわたり作文指導をされた方です。
曰く「小学生の書く力が上達するちょっとしたコツとアイディアをまとめました」と。
大人にとっても参考になるコツが書かれています。
その一つを紹介します。

書くコツとして「したこと・思ったこと」ではなく、「見たこと」を書くようにとの解説があります。
確かに、「最高の舞台で最高の仲間と戦えて最高だった」と書くよりも、
「スタンドを見上げた。人々が埋め尽くしていた。振り返ると苦楽を共にした仲間がいた」と書いたほうが伝わる感じがします。

Twitter自分史を勧める理由に字数制限があります。文章は多めに書き削るがひとつのコツです。自分が書いた文章はかわいい。うまく書けたななんて思います。しかしそこが書き過ぎだったりします。ところが字数制限があると切らざるを得ない。文章の見直しに字数制限を利用しましょう。

Twitterの文字制限は140字。たとえ140字であっても、初めて見た人に何が言いたいのか理解してもらえる文章は書けます。読み返しながら、字数を見ながら何度も文章を手直しすることで書く技術が身に付きます。